日曜日の夕方6時からはTBS世界遺産を見ていることが多い。
http://www.tbs.co.jp/heritage/
昨日はパラオの綺麗な海をやっていた。
そこには様々な生物が居たのだけど、環境に適応するようにどんどん変化している。
平和なら平和なりに、天敵が多ければ多いなりに。
それを見ていてふと思い出したのが「ウミガメがクラゲと間違ってビニール袋を食べる」という話。
(写真:ウィーン自然史博物館展示より)
クラゲにとって捕食者であるウミガメは天敵だ。
しかしウミガメは現在安心してクラゲに食いつけない。
これを回避するにはウミガメの目が進化しなくてはならない。
クラゲとビニール袋を判別して、ビニール袋を避けた上でクラゲに食いつく。
光の少ない海の中でもこれを確実に出来る目、判断基準が必要になる。
対してクラゲとしてはウミガメから逃げる方法として「ビニール袋に似せる」という手が生まれた。
だから現在の透明な保護色のような体に加え、もしかしたら半透明や真っ白なものも生まれてくるかもしれない。
今までは姿を消すことが体を守ることに繋がったが、今度はあえて見せることでウミガメの目から逃げる。
なのでビニール袋の存在はもしかすると、互いに全く別の進化の道を見つける岐路なのかなとも思う。
もしかすると日本近郊ではセブンイレブンのようなマークがついたクラゲが生まれるかもしれない。
他にもファミリーマートやイオンのマークがついたもの、お弁当用の茶色い姿に似せた進化もありえる。
そう考えると環境問題は文明と同じく、人が勝手に押し付けてるものなのかもしれないな、という気もする。
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