2013年6月3日月曜日

お好み焼き

お好み焼きには大きく分けて3つの系列があるらしい。

大阪を中心とした関西風。
味付けはソースにマヨネーズという感じ...なのかな?
一般的にお好み焼きでイメージされるのはこれかもしれない。

これは○○玉という呼び方をするそうだ。
だから豚玉と言えば「豚が入った関西風のお好み焼き」となる。

東京を中心とした関東風。
札幌に住んでいたときに近所にあったお店の人が言うには醤油ベースの味付け。
さらにこちらは○○天という呼び方をするそうだ。l

だから豚天というと「豚が入った関西風のお好み焼き」となる。
食べた感じとしては関西風より堅く、少し油っぽい後味が残った覚えがある。

最後に広島を中心とした広島風。
おたふくソースに目玉焼き、焼きそばが入ったボリュームのある食べ物。
個人的にはこれが一番好きなお好み焼きかもしれない。

が...気になるのは何故「中国風」じゃないのかという部分。

中国地方では普通に食べられてないのだろうか?
不思議に思い、とりあえず色々と乗ってるwikipedia先生を頼ることにした。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E5%A5%BD%E3%81%BF%E7%84%BC%E3%81%8D

戦後に生き残るために生まれた料理か。

言い方は失礼だけど、お気楽に見えるのも娯楽としての要素が強かったからかな?
飯を食うとき、腹いっぱい食うときだけは楽しく居よう!みたいな。

だからレシピや作り方で「こういう料理」って分けられないのかもしれない。

強いて言えば1.小麦を使って 2.野菜を使って 3.好きなの入れて 4.腹いっぱいになる食べ物、くらい。
料理すること自体がお好みだから、作っても食べても楽しい。

だからお好み焼き。
そう考えるとなんだか平和の象徴っぽくも感じるね。

それと大まかに分けると関西風と広島風だけになるのか。
札幌時代に食べた関東風の店主は「三大お好み焼き」と言っていたんだけどな...

とは言え関東風の店主からすれば「関東風こそお好み焼き」という意識があったのだろう。
その職人気質的なところは非常に評価するし、心意気は好きだから良いとしよう。
残念ながら味は好みではなかったけど。

そういう個人の店だけじゃなく、全国チェーン店のお好み焼き屋さんも出てきている昨今。
間違いなく、いつの日か「これぞお好み焼き」という形も出来上がってきてしまうだろう。

でもいつまでも堅物になることなく、楽しいお好み焼きで居て欲しいなと感じる。

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