2013年5月24日金曜日

野球と私。

小さなころ、物心ついたころにはタテジマのユニフォームを着てはしゃいでいた。

そしてバースに掛布に岡田のバックスクリーン3連発!
多分、私の持ってる野球の記憶で一番古いのが「阪神タイガース日本一」だと思う。

そのころは父から「野球はタイガース」と教育されていた。
ただ実際のところはというと見てるのはほぼ巨人戦というか、阪神vs巨人ばかり。
理由は言うまでもなく「それしかやっていなかったから」である。

当時はBSやスカパーはもちろん、パソコンだって見たことないような時代。
ウルトラマンに出てくる研究者だって凄くデカイ謎のテープレコーダーみたいのを使っていた。

だから必然的に情報はテレビで流れてくるものか、新聞だけになる。

なのでバックスクリーン3連発は巨人戦だからインパクトに残ったのだろう。
おかげでうっかり「阪神タイガースは最強の名門」と思い込んでしまった時期がある。

確かに西武ライオンズを倒しての日本一も興奮した。
それ以降は優勝の「ゆ」の字も出てこなくなるが、西武を倒せたのは阪神だけ!という幻想が生き残ってしまった。

今考えると、勝てないのは伝統なのだな...伝統だから幻想を求めたのだろうな...

しばらくしてから他のファンになってみたいという理由で「期限付き移籍」を行った。
ファンとしてのFA宣言みたいなものかもしれない。

無論のこと、父はガッカリしていたと思う。

過去にファンになったのは広島→中日→横浜→ヤクルト。
なんでセリーグだけ、しかも巨人以外なの?と疑問に思われる人もいるかもしれない。

基本的にはただ...なんとなく嫌い?という漠然とした理由だったりする。

細かいことを言うと、いくつか出てくるんだけどね。

例えばアナウンサーが巨人応援ばっかりしてるから嫌とか。
ドラゴンボールや聖闘士星矢(アニメ)が巨人戦で潰れたから嫌いとか。
父の「巨人は敵だ」という教育が実を結んだとか。

桑田さんとか好きな選手は個々で居たんだけど、どうもファンという視線にはならなかった。

ちなみにパリーグはイチローが出てくるまで珍プレー好プレーでしか知らなかったからファンになりようがないのも仕方ないだろう。
でもその割りにロッテ時代の落合さんを知ってたんだから不思議だよな...

そうしたノマドを経て、現在は基本「ファンなし」で落ち着いている。
ただ父の影響かスカパーの影響か教育の賜物かはわからないけど、一番近いのは阪神タイガースかな。

今年は調子が良さそうだから、なんとか勝っていただきたいものだね!

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