2013年5月26日日曜日

ARTORO参加記録 第一回目 宿題編その1

ARTOROの第一回で宿題になった米作り。
http://toro-museumshop.jp/artoro

と言ってもそれほど厳密じゃなく、どうやったら発芽するの?というのを実験する宿題だ。
なので課題と言うより、夏休みの自由研究に近いかもしれない。

米は赤米、黒米、もち米とうるち米の中からの選択だった。
名前が気に入ったので私は関取という名前のうるち米にすることにした。
だってなんか強そうじゃん?

この米は100年ほど前は普通に食べられていたらしい。
今でこそコシヒカリが大正義になって、日本全国で作られているがその前の世代は関取だったとの話。

当時の寿司屋では関取が良く握られていたそうだ。
それが今ではこういう「宿題」でしか接点がないような米になっているのが不思議だね。

芸能界で言うとAKBに対するモーニング娘。
御三家と新御三家、タノキントリオみたいにブームで塗り替えられたのかな?

そう言えば今やコシヒカリが君臨している米業界だけど、昔はササニシキとの熾烈な争いがあった覚えがある。
ただ面白いもので、炊飯ジャーで炊いたときにコシヒカリの方が美味しかったから、一気に勝敗がついたという話を聞いたことがある。
どちらかというと芸能界と言うよりビデオテープのベータとVHSの関係みたいだね。

ちなみに個人的にアキタコマチが結構好きで、よく食べていた。
どうも私は昔からちょっと横道が好きな天邪鬼だったようだ。



ところで今回の課題を聞いたときに一つだけルールを決めたことがある。
それは「最初の数粒は一切調べず、思いつきでやってみる」ことに。

google先生がいるから調べればそれなりのものが出てくるけど、古代の時代にそんなのはない。
恐らくと言うか、きっとと言うか、間違いなく手探りで彼らはやっていたはず。

逆を言うと「手探りでなんとか出来なければ普及しないだろう」とも考えられる。
だって育てるのが難しくて一苦労掛かるんです、っていうものが全国に広まるだろうか?

それにただでさえ日本は天候変化も非常に多いわけで、発芽後に自然と難易度は上がってくる。
関取って名前も「倒れない稲」として授かった名前なら根がそれなりに強いだろうし、思いを込められるだけのことはあるはず。

じゃぁちょっと凝らないで、いつものように横道からスタートしてみようかな、というのが今回の趣旨だ。
農家の人からすると「バカにするな!」と言われてしまいそうなセットではあるのだけど。

ちなみに左側の赤いのが日清のカップヌードル、トムヤムクン味。
http://www.cupnoodle.jp/(サイトには無かった)

右側の青いのが花王のヘルシアウォーター。

カップヌードルのほうは間口が広く、乾燥しやすい。
パッケージも紙っぽいもので薄いため、外気温の影響を受けやすい「熱しやすく冷めやすい」土壌。
どちらかと言うと山間部や北日本に近い状態かもしれない。

逆にヘルシアは空気との触れ合いが少ないため、水は少なくて良い。
ペットボトルは比較的分厚いから日中の熱を溜め込みやすい、温暖湿潤な土壌になる。
これは南日本の海側、米があまり得意でない地方に近い状態かもしれない。

...やる気なさそうで意外と考えてるでしょ?

ということでまずは1週間、お試ししてみようと思う。
どれくらいで発芽するかというのも調べてないくらいなので、正直ドキドキだ。
けど面白い結果になると良いな!と、淡い期待してスタートしてみよう。

お楽しみは、これからだ!

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